研究員Hoshiは入所して2ヶ月になります。
そろそろこども技研にも慣れてきたので、初めてiPadを渡すことにしました。
今回は、初めてiPadを触ってもらった時の話です。
こども技研の探究系クラスは、活動の前に自由時間があります。
ホントになにをしてもいいので、この日、Hoshiは紙飛行機を作ることにしました。

最初は、思いのままに自由に折って飛ばしてみました。
するとあまり飛びませんでした。
上の写真は、2日目。自分で改良したバージョンです。
完成系はこれです。


って、わかりませんよね。(^^;
この飛行機はラボの端から端まで、バッチリ飛びました。
そうこうするうちに、自由時間が終わりました。
普段なら、ここから「今日すること」を考えてもらって、レポートの序文だけを書いてもらうのですが、この日はiPadを渡す日だったので最初にすることを「iPadをさわる」にしてもらいました。
iPadで最初にしたことは・・・

そして必ず大人が見ている前で操作してもらいます。
こどもには見せられない広告を、法規制する方法はないのでしょうか?
「ギネスに載っている紙飛行機の折り方を調べる!」ことでした。
ページを開いて、Hoshiが折り始めます。
ラボの中で飛ばすと、とてもよく飛びました。
狭すぎたので外でも飛ばしました。
写真はあるのですが、姿が写っているので載せません。すみません。
そのあとは、どんなことができるのかを知ってもらうために、いろんなアプリをさわっていきました。
そして「フリーボード」を触っていた時のことです。
Hoshiは、画面上に「定規を置くことができる」ことに気が付きました。
そして、「定規に沿って線を引くことができる」こともわかりました。
定規を触っていると、「角度を決めて定規を回転させることができる」ことにも気がつきました。
「あ、そしたら図形もかけるね」
「うん」
「三角形書いてみる?」
最初に書いたのは直角二等辺三角形でした。
「じゃあ、正三角形を書いて」
とお願いして書けたのが下の写真です。

「正三角形の内角は60°」と言うのがすぐにでてこなかったのですが、自分で書いたので次はでてきやすくなるでしょう。^^
そのあとは、その正三角形の飾り付けが始まりました。(*^^*)
この日はもう少し触って、終了の時間になりました。

こども技研では、小学生〜中学生くらいの間は「いろんなことを体験する」ことを重視しています。
そうした中で「これ、楽しい!」を見つけてほしいと思います。
こども技研が提供する「いろんな機会」はSTEM(Science, Technology, Engineering, Math)関連なので、「楽しい!」と感じたことがそのまま算数・数学・理科へ結びつきます。
ここでは、「勉強」を「やらされる」のではなく、「これについて理解したい、理解に必要だから学ぶ」にしたいのです。
学校の成績も大切かもしれませんが、その土台に「好奇心と思考力」がないと、ただ「テストで点を取るのが得意」なだけになってしまいます。
それでは、大学での研究や社会に出てからの実践で、役に立たなくなってしまいます。
この日は、紙飛行機が思ったより飛んで、iPadで調べものをして、フリーボードで三角形を書きました。
Hoshiは、正三角形を自分で書いてみてから、「あ、60°か」と気づきました。
正三角形の内角は60°だけど、それを覚えなさいとは言いません。
でも、自分で書いた図形だから、きっとどこかに残ります。
それでいいと思います。
紙飛行機も、iPadも、三角形も、全部つながった、いつものラボの一日でした。
また一つ、面白い時間が増えました。😊

