こども技研のSTEMラボ型のクラスは、毎回の終わりに簡単な日記を書きます。
「きょうやったこと」、「思ったこと」と言った簡単なもので、日記兼日報のようなものです。
理系の仕事って、意外に文章を書くことが多いのです。
文章を書くには言語力が必要ですが、言語力の育成はとても長い期間が必要です。
そんな最初のステップとして導入しています。
開所して間も無くして入所した2年生研究員たちは、そろそろこども技研の仕組みにも慣れてきたので、リニューアルに合わせて日記をより日報らしくすることにしました。

大きな変更は、
- 「今日すること」という行動前に予定を書くようになった
- 今までは終わった後しか書いてなかったのです
- 次にしたいことの追加
- 自分への感想の追加
- 各項目に「行の線」を書いた
です。
小学生の低学年は、まだまだ幼稚園・保育園の延長的な面があります。
だけど、ゆっくりとでいいので、小学生のうちに「自分を客観的に見ることができる」ようになっていかないといけません。
と言っても、難しくはしたくないので、まずは簡単なところから始めてみます。
小さな研究員にとっては、そんな内容よりも、「3行も書くの?!」的なところが気になるかもしれません。^^;
実際はそんなに書かなくてもいいんですよ。^^
だけど、書きたくなったときにガイドがあった方がいいかなと思っていれました。
それから大きな変更がもうひとつありました。
今までは、資源節約のためもあり「両面印刷」していたのですが、今回から裏面は白紙にしています。
この裏面は、ラボの時間の中で、何かメモったり、書きたくなったりしたときに、真っ白の裏面を使って欲しいと思います。
落書きしたり、全然関係ないことに使っても構いません。
こどもたちは、体を動かすことで色々と発散したりしますが、こども技研には運動場がないので、そんな時はこの裏面を心の面の運動場にしてくれたらと思います。
しばらくリニューアル関連のブログが続くと思います。
次は、「なぜ曜日時間固定制から、自由に予約するスタイルになったのか」を書こうと思います。

