「パズルやクイズを楽しむように、算数・数学を楽しむ場所を作る」これが算数ラボのミッションです。
こども技研の「算数ラボ」は、 こどもたちが自分のリズムで、じっくりと考えることを楽しむ場所です。
「どうして?」「もうちょっと考えてみたいな」 そんな気持ちを大切にしています。
答えにたどりつくことはもちろん大切です。
だけど学びの力になるのは、考えたり、図にしたり、人に説明したり、その過程の中にあると考えています。
小学校の算数は、大人になってから見直すと、決してそんなに難しくありません。
「大人になったらできる」ことを思えば、こどもが今できなくても、それは「まだその時じゃない」だけかもしれません。
「算数が苦手な子」はもう少し違ったタイミングなら、苦手にはならなかったかも?
と、こども技研は、そんなことを考えています。
算数ラボは、数字にまつわることを楽しみながら、こどもたちのタイミングを見守る場所です。
算数ラボが大切にしていること
▸ 考えることを当たり前にしたい
情報が溢れ、検索すればすぐに手に入り、考えなくても済むことが増えている時代です。
ですが、自分の将来や希望、トラブルに巻き込まれた時など、自分自身だけに関することは、正解は自分で見つけるしかありません。
算数・数学は典型的な考える学びです。楽しみながら数字に触れ合って、考えることが苦にならない。考えていることが普通になってほしいと願っています。
▸ トレーニングも大切に
計算の正確さは「道具」として必要です。 「わかっているのにミスばかり」ではもったいないから、基礎の反復も必要に応じて扱います。
▸ 遊びと学びのハイブリッド
算数を「教わる」のではなく、手を動かし、試しながら体験していきます。
カード、iPad、実際の道具──五感でふれる教材を活かし、遊びの中から学びを引き出します。
▸ 数の世界にある、おもしろさや美しさに気づく
答えがぴったり合う気持ちよさ。
いろんな解き方が見つかるおもしろさ。
規則や形の中に見えてくる、ちょっとした美しさ。
算数や数学には、「わかる」「できる」だけではない魅力があります。
そんな魅力に気がついて欲しいと思っています。
2つのクラスがあります
◉ 算数ラボベーシック(1・2年生)
🎯 算数ラボベーシックで大切にしたいこと
- 足し算・ひき算の正確さと自信
- 「数をしっかり扱える」ことが、すべての土台です。
- 実際の世界を、単位や量感として“体で感じる”こと
- 長さ・広さ・重さ・時間などに、実感をもってほしいのです。
- 「知らない」から「知っている」へ、そして「身についている」へ。
🔧算数ラボベーシックで行うこと(例)
- 数カード・iPad・一人ワークなどによる計算トレーニング。
- 身の回りの道具や活動を使って、量・単位を扱う体感的な課題。
- 低学年は幼児の延長と考えています。共同作業は少なめに、自分のペースで進められる方法を中心にします。
◉ 算数ラボ(3〜6年生)
🎯 算数ラボで大切にしたいこと
- 日常の中で「数学的ななぜ?」に気づくこと
- 気づいた問いを、自分の力で考えてみること
- わからないときには協力を求める勇気を持つこと
🔧 算数ラボで行うこと(例)
- 数学的なパズルやゲーム、クイズを通して、ギリギリまで考える経験をします
- 測る、分ける、動かす、比べる。日常の中から数や図形を体験します。
- 自分で問題をつくって、仲間に出してみるのも算数ラボならではの楽しみ方です
「こんなことも数学なの?」そんな気づきがある学びの時間をめざしています。
「できるようになる」より、「考え続けられる」ことを
こども技研では、「どうしてだろう?」「もう少しやってみようかな」── そんな気持ちが自然に生まれてくるような環境を作りたいと考えています。
誰もが最初はできない時期があります。
そこからちいさな気づきを重ねていくことにより、少しずつ前へ進んでいきます。
そのために必要なことは「続けること」です。
続けるために必要なことは、楽しむこと。
楽しみながら「考え続けること」ができるようになってほしい。
算数ラボはそのための時間を過ごす場所です。
技術の仕事で見てきた『できる人たち』
技術の世界で30年以上仕事をしてきて、ひとつ気づいたことがあります。
高校や大学での学歴はとても大切にされますが、
実際に仕事ができる人たちは、学歴は全く関係がなくて、
好奇心や探究心、そして「考え続けられる力」を持つ方々でした。
学びに向かう力は、どんなときも自分を支えてくれる、人生の土台を作る力です。
こども技研では、「考えることを楽しめる力」を大切に育てたいと考えています。
📅 くわしい料金・日程をみる
📄 入所案内はこちら
📄 募集要項(入所条件など)はこちら
🔰 初めてのミッションまでの流れ
🌱 まずは“おためしラボ”からどうぞ
お気軽にお問い合わせください。