生活科や理科で算数を自然に使うことを考えてみる

 これまでに、学校の生活科理科算数の教科ごとの体系的まとめを紹介してきました。
 今回は、小学生の研究員がミッションを実践する際の参考資料として、こども技研への備忘録として、それらをまとめてみます。
 当然、学校には文系科目もあるので社会科も含めて考えます。

 下の表は、「各学年ごとに」「理科(生活)の単元を習う時」「算数でこんなことができそう」のまとめです。


学びの横断的アプローチ(生活科・理科・社会 × 算数)
学年生活科・理科・社会の学びできそうな算数
1・2年生虫取り・生き物カウント数をかぞえる・グラフ化
1・2年生まちの音調べ(交通量など)時間・回数・数直線
1・2年生自分の体の大きさを測る長さ(cm, m)
1・2年生おうちの間取り図を描く形・面積・位置関係
3・4年生植物の成長記録表・折れ線グラフ
3・4年生水の量くらべ実験体積(ml, L)・比
3・4年生影の長さ調べ(太陽と時間)時計・長さ・角度
3・4年生地図づくり(フィールドワーク)縮尺・位置情報
5・6年生ゴミ調査(家庭や学校)割合・円グラフ
5・6年生気象データ集め平均・変化率
5・6年生エコ生活の実験(電気・水道使用量)表・グラフ・単位変換
5・6年生簡単な道具作り(測定器や実験装置)面積・体積・立体図形

 生活科や理科の中で「何かを知りたい」「比べたい」「まとめたい」と思ったとき、算数は自然に必要になる「道具」として登場することができそうです。

 何に使うのかわからないまま学ぶより、自分がやってみたいことに必要だから学んでみる方がいいですよね。
 ちょっと難しく感じる算数も、生活や探究の中で自然に楽しく使っていけたらいいなと思います。

 「楽しいを続けていたら成長してた!」

 こども技研はそんな場所でありたいと願っています。
 笑われてしまうかもしれませんが、少しでも楽しく学べるようにこんなことから考え続けています。

この投稿をAIに読んでもらって描いてもらいました。
ちょっと式に無理がありますが、がんばってくれました。