ある日のレギュラーチームの様子です。

こども技研に到着

最初にすることは登所報告です。
こどもたち自身で、保護者の方へメールやグループウェア等で「着いたよ」と連絡します。
これは到着確認と文章の練習のためです。
こども技研へは一人で来ても、送っていただいてもOKです。
(学校で許可が出るなら直接きてもかまいません)

STEP
1

フレックスタイム制を活用してください

MissionHoursの中で、自由に登退所してください。
登所後もチームミーティングまでは自由時間です。
宿題をするのもいいと思います。宿題が難しそうな場合はスタッフがフォローします。
自分に与えられた時間を有効に使うことも学びです。
滞在中、自分のミッションを進めることはメインになるでしょう。

STEP
2

チームミーティング Team Meeting

小学生を対象にしたCuriosity、Discoveryチームは定時にチームミーティング(以下TM)があります。
TMでは、その日の予定や目標、協力の依頼(チームアップ、以下TU)などの連絡を行います。
TMは、「人前で話すこと」、「要点を正しく伝えること」、「人の話を集中して聞くこと」等の学びです。
理系もコミュニケーション力は必ず必要になります。

STEP
3

ミッションの時間 Mission Hours

ミーティング後はミッションの時間です。
それぞれが決めたミッションを達成するために頑張ります。
とは言え、まだ小さいこどもたちです。疲れたり、飽きたり、難しくて投げ出したくなったりするでしょう。
そんな時はスタッフがサポートします。

ミッションの進行が一人では難しい時があります。(単純に手が足りないとか・・・)
そんな時のためにTMでTUをします。
こまってるひとがいれば協力する。こまったときは誰かに頼る。それも学びです。

STEP
4

ミッションの時間 終盤 WrapUp

帰りの時間が近づいてきたら、今日やったことをまとめます。
こどもたちが作る報告書です。
低学年のうちは鉛筆で手書き、大きくなったらiPadやPCを使います。
お家の人に、今日やったことや感想を伝えるためにです。

小さい頃から「まとめる」「文章を考える」ことを日常的に行い、「うまく人に伝えるにはどうすればよいか」を感覚として肌に染み込ませてほしいのです。

STEP
5

帰りの時間の前に

子どもだけで帰る時、研究員は保護者の方へ「今から帰るよ」とメール等でを連絡します。
お迎えに来ていただく時は、研究員は「迎えに来てね!」の連絡をします。

お迎えの場合は、周囲のご迷惑にならないようにしてください。
車のアイドリングは厳禁です。車を降りて部屋の中でお待ちください。
読書や研究員の見学をお勧めします。

STEP
6

研究員からの報告書について

手書きの報告書はお子様から受け取ってください。
iPadやPCで書かれた報告書は研究員専用のwebに掲載します。保護者の方はそこからご覧ください。
最初はスタッフが載せますが、進んでいけば研究員が自分で載せるようになるでしょう。

ここからは保護者の方へのお願いです。

・まだ小さなこどもなので、報告書は拙いと思いますが、あたたかく見守ってください。
直接のアドバイスは不要です。自分で気がつく必要があります。気になることがあれば「他の子はどうしてるかな?」だけにとどめてください。最小限必要な基礎は順次こちらで伝えます。

・すごいことをしていても「結果を褒めない」でください。結果を褒めると、いつか難しくて結果が出なくなったときにつらいのです。すごいと感じた場合は「すごい!と思った」という感情を伝えてあげてください。
・同じことになりますが、褒め言葉は、まずは研究員の努力に向けてください。
・「がんばって!」等の励ましの言葉は子どもによっては負担になります。それよりも「おもしろいね」「不思議だね」等の共感や、「がんばったね」「つかれたね」等のねぎらいの言葉をお願いします。頑張った研究員にはとてもうれしいと思います。

 すくすくと芽を伸ばそうとしている小さな研究員にとって、保護者の方の驚きや共感・ねぎらいの心と言葉は、一番の栄養です。ほんの少しでいいです。どうかよろしくお願いいたします。