ミッションとは
こども技研では、目標やゴールを「ミッション」と呼びます。
こども技研での時間を、ミッションを達成するために費やします。
例えば、ミッションを
- 「ペンで書いた道に沿ってロボットを動かす」
としたら、そのミッションを達成するために、
- iPadを使いこなす
- プログラミング言語を習得する
- ロボットが動く原理を理解する
- 軌道を動かす算数を理解する
- ロボットの動きの式を導き解く
等、クリアしなければならない、たくさんの小さなミッションができます。
「何のために学ぶのかを理解して、必要だから学ぶ」方法が、こども技研の研究員のミッションスタイルです。
学校の学習は、全員の最大公約数的なカリキュラムなので、最終のミッションがわからないまま小さなミッションを与えられ続けます。
それよりも、「あれをしたいからこれをしないと!」の方が、学びをより楽しめるのではないかと考えています。
ミッションの決め方
ミッションは身近なものや自然をテーマにして、こどもたちが自分で決めます。
身の回りにあるミッションの中で、自分で何かをする力を養ってもらいたいと考えています。
最初はミッションを決めることすら難しいと思います。その時はスタッフがサポートします。
だけどミッションをこなしていくうちに、何か新しい興味を見つけて、子どもたちは自分のミッションを見つけていくことでしょう。
ミッションの例
- かぜでうごくのりものをつくる!
- はっぱのひみつをさがせ!
- テストの点を簡単にまとめることができるように!
- ぶつからないように動くロボットのプログラムを作る!
このようなミッションはとても大きいです。遠すぎる目標は、小さな目標に細分してミッションにします。
ミッションが途中で変わることもあると思います。
大切なことは、例え方向が変わっても、前に進むことを続けることだと思います。
おおらかな気持ちで見てあげてください。
ミッションの目的
たくさんの想いを込めています。
詳しくは「方針」をご覧ください。
リンクは別ページで開きます。
ファイナルミッション
小さな研究員たちはいずれ退所する時が来ます。
退所する時に送る、こども技研からの最後のミッションは、
『幸せな人生を送ること』
です。
この一点において、こども技研は、一般的な塾とは創設の思想が全く異なります。
こども技研の目的は、目の前のテストの点数の向上ではなく、未来のこどもたちの幸せのためにです。
日々のミッションは、理科系のことが好きなこどもたちの、このファイナルミッションのためのものです。
そのために、こども技研の大人たちは、研究員との短い時間の中で、一人一人にあわせた何ができるのかを考え続けます。