Endeavour – 中学生対象 理系総合STEM塾

中学生のための理系総合教室

 Endeavour(エンデバー)は、こども技研の「中学生クラス」です。
 数学と科学(物理・化学・生物・地学)とITを中心に、理系の力を総合的に育てていきます。

 理系のことが好きな子供にとって、受験はあくまで通過点です。
 それよりも、大学・社会人となったときに本当に役立つ力の芽を、中学生の時期にしっかり育てて欲しいと思います。

 受験勉強と大学以降の学問はまったく別物です。
 大学でたくさんの芽が出るように、社会に出てからたくさんの実が成るように、中学生の理系の畑をたくさん耕してたくさんの種を蒔きます。

初めての中学生は Discovery(ディスカバリー)も選べます。
ちょっと早い時間がOKでしたら、こちらをおすすめします。


■ 対象

  • 中学生で理系志向のこどもたちを対象とします。
  • こども技研のファーストラボの卒業生優先です。
  • 新規入塾の方は、入所審査・学力審査があります。

■ 総合方針

 メイン科目:数学・科学(物理中心)・IT
 サブ科目:英語・国語(理系の学びを支えるために扱います)
 理系に必要な「基礎体力」を育て、実力テストの点が取れるような本質的な力を重視します。


■ 教室のスタイル

  • 数学・科学・ITを軸に、それぞれが「やりたいこと・やるべきこと」に取り組む
  • 英語・国語は補助的に取り入れ、文章を読む・書く、辞書を使って理解する力を育てる
  • 3学年混成、上級生が下級生を支える場面あり
    • 「教えることができるようになる」ことも大切な学び

■ 教室での実践

特徴

 自分で探究する時間と、ゼミで知識を広げる時間を組み合わせています。
 ゼミでは大学、社会人レベルのSTEMを取り上げます。
 今学んでいる中学校での学習は、もっと広い世界のためにあることを知ってほしいからです。

 エンデバーでは、

  • 自分ですることを決めて行動します。
  • わからないことは協力しあいます。
  • スタッフはゼミと全般のサポート、環境整備を行います。

 最終的な目的は「自走できるようになること」です。
 誰かから教わるだけの生徒はグライダーです。引っ張られなければ飛べません。

 自分で離陸して飛び続けることができる飛行機のように、一人でも学べるようになり、こども技研を卒業することが願いです。

  • 数学
    • 理論を理解することを最重要視します。問題を数解いて丸暗記するような手法は取りません。
    • 物理などの自然現象からの立式を楽しみます。 
    • 学校の教科書+副読本を使い、公式を暗記するのではなく「なぜそうなるのか」を考えながら進めます。
  • 科学(物理・化学・生物・地学)
    • Newton、ナショナルジオグラフィックなども取り入れて、世界から科学を広く学びます。
    • 教科書は副次的に取り入れます。
    • 観察・実験等にはラボの機材を自由に使えます。
  • IT
    • 理系大学で即通用するレベルの習得を目指します。
    • 実践中は一人一台のPCを渡します。
    • Mac / Windowsを併用します。
  • 英語
    • 辞書があれば読めるようになることを重要視します。
    • 5文型を理解し実際の文に慣れながら、単語・熟語を無理のない範囲で覚えます。
  • 国語
    • 読書・要約・作文を通じて、理系に必須の読解力・表現力を育成します。
    • 理系は大学や社会で、文章を早く正確に大量に書く必要があります。
    • 大学受験で、最も得点を伸ばしにくいのが国語と言われています。
Cassiniとの違い

Cassini「数学・英語・理科の教科を主題として学びながら、科学にも触れる」のに対して、Endeavourは「科学を探究するために数学や英語も学ぶ」スタイルです。
Endeavourは「学校の勉強は苦手だけど、科学的なことは好き」、または「学校の勉強は自分でできるからOK」的なこどもたちに向いていると思います。

iPhone、iPad等のスマホ、タブレットの持ち込み可能です。
便利なアプリは日常から使うべきだと考えます。
また、これらのデバイスの使い方(使わない自制心も含めて)を覚えることも必要です。
ただし、アナログ的な手法も大切にします。理系では手を動かすことはとても大切です。


💰 料金と時間割

 Endeavour は、月3回から参加できる完全予約制のクラスです。

 毎月、来たい日・回数をご自身で選んで予約していただくスタイルです。

👉 料金と時間割はこちらからご覧ください


■ 教室名の由来

 Endeavour(エンデバー)は、アメリカのスペースシャトルの名前です。
 スペースシャトル Endeavour は、宇宙望遠鏡の修理や通信衛星の回収、国際宇宙ステーションの建設支援など、成功の保証がない困難な任務に挑み続けました。

 その姿には、こども技研が大切にしたい「失敗を恐れず挑戦する」と言う心がありました。

 “Endeavour”という言葉には、「努力」「挑戦」「試み」といった意味があります。

 遠くを見据えて、そこへ到達するための努力を続ける。

 そんな挑戦の連続こそが、本当の学びにつながると、こども技研では考えています。
 “Endeavour”と言う名前には、こんな思いが込められています。

スペースシャトル エンデバー 出典 NASA

こども技研の理想の形

 こども技研は、「学びの楽しさと、一人で学ぶ方法を知るための場所」として作りました。
 だから、こども技研としての理想の形は「楽しさと学び方を習得して、こども技研を卒業する」ことです。

 「どっちもわかったけど、ここにいると楽しいから続けたい」
 そう思ってくれるようになれたらうれしいです。