OPPORTUNITY – フリーイベント

不定期開催・自由参加・メンバーだけの自由なラボ

 Opportunity(オポチュニティ)は、こども技研の「特別イベント枠」です。
 通常のクラスとは別に、不定期で開かれる集中講座・ワークショップを指します。

開催例

  • 体験型ワークショップ:3Dプリンタ体験、フィールド観察
  • 季節イベント:夏の自由研究サポート、冬の理科実験会
  • テーマ講座:写真教室、動画編集、電子工作
  • 集中学習:算数の苦手単元克服、英語リスニング強化

参加方法

  • 参加費:無料〜実費程度(テーマにより変動)
  • 開催はWeb・LINEで告知します
  • 予約先着制(会員優先)

■ 教室名の由来

 Opportunity(オポチュニティ)は、アメリカの火星探査車の名前です。

 この探査車の設計寿命は、当時の技術ということもあり、わずか90日でした。
 しかし2004年に火星に着陸したOpportunityは、そこから15年近くものあいだ、自律的に火星を走り続けました。

 過酷な環境のなかで、何度も砂に埋もれかけながら、車輪が壊れても、それでもあきらめずに動き、調べ、観測を続けた──
 与えられた“チャンス(Opportunity)”を、自分の力で最大限に活かしつづけた探査車です。

 このラボには、CuriosityやDiscoveryのような決まった目的やテーマはありません。
 でも、**「これをやっておきたい」「いま少し支えてほしい」**──そう思ったときに、自分からチャンスをつかんで動ける場所です。

 こどもたちの「今この瞬間の課題」や「やってみたい気持ち」に、90分だけ静かに光を当てる。
 そんな時間を支える場所として、Opportunityという名前を選びました。

 チャンスというものは、残念ながら平等に与えられるものではありません。

 だけど、自分のペースで、自分の判断で、そのチャンスをつかみに来るのなら、そこから始まる“学び”には、自分だけの意味と力が生まれます。

 Opportunity という名前には、『こどもたちが“自分でチャンスをつかみ、自分で進んでいける人”になってほしい』という願いを込めています。
 

オポチュニティ〜のセルフィ 2004.12.19and20撮影 出典 NASA
オポチュニティが残した最後の写真 出典 NASA