Galileo – 小学生対象 数英科学総合教室

小学生算数教室

科学に触れ合いながら算数と英語、それらに必要な言語を学ぶ、理解するクラスです

🌟 ガリレオとは?

 Galileo(ガリレオ)は、

「算数と英語の基礎を楽しみながらしっかり固める」
「中学校で必要な読み書きの力をしっかり育てる」

クラスです。

 それらのためには基礎として言語力が必要です。

 ガリレオは、算数+英語+科学+言語としての国語のクラスです。


🔢 学びのスタイル

 前半に算数をして、休憩しながら科学で遊んだり学んで、後半に英語をします。

算数

  • 学校の教科書や宿題を使って、「自分で考える力」を育てるサポート型です。
  • 「解き方の暗記」ではなく「理屈の理解」を重視します。
  • 学校でわからなかったところ、不安な単元、苦手な計算など、気軽に聞ける環境を用意しています。
  • 余裕がある場合は、算数を“遊び”や“探究”として楽しむ内容にもチャレンジできます。
  • 計算力(速さと正確さ)は、反復練習しましょう。

英語

  • 中学英語を見据えた読み書き中心の学び
  • 英単語・短文・基本構文を、視覚・音・動きで定着
  • プログラミングや科学を題材にした”考える”活動
  • 会話や発音練習は”意味を伴った表現”として自然に導入
  • 無理なく、でもしっかりと英語の基礎が身につく構成
教科書を無視して進めるスタイルを取る理由

 現在の中学英語は、かつて中学2年生レベルであった内容を入学時から始めます
 だからメッセンジャーでは、以前の中学1年生レベルのことを、小学生の間に読み書き中心にしっかり学びます。

 その結果、難しい会話を最初から導入している小学校の英語教科書とは進め方が合いません。
 Messengerは、「必要なことを優先するため」に結果として教科書に沿わずに進めるスタイルをとっています。

 教科書の「会話中心の英語学習」は正しい方法の一つだと思います。
 だけどそれは、「ネイティブの幼児のように生活を英語で満たすことができれば」という前提がつきます。
 会話中心で語学を学ぶにはたくさんの時間が必要なのです。

 誰もがそんなに「英語学習に恵まれた環境ではない」のです。
 英語だけに時間をかけられない環境では、単語、熟語、文法は最低限、先に学んでおくべきだと思います。



📘 教材・内容

教材費は不要です

  • 学校の教科書・ノート・宿題プリントなど(持参)
  • 必要に応じて補助教材やドリル
  • 基礎理解が進んでいれば、算数パズル・ロジックゲーム・探究課題なども対応可能

❓FAQ(例)

Q
算数が苦手でも大丈夫ですか?
A

はい、大丈夫です。
理解が不十分なところに戻って、一人ひとりのペースに合わせて進めていきます。

Q
学校の宿題も一緒に見てもらえますか?
A

はい。宿題を持ってきてください。教科書と宿題をベースにして、理解を深める学びにつなげます。

Q
授業はどのように進めますか?
A

理屈を理解することを第一に考えています。
解き方の暗記ではなく、意味を理解することで応用力が育ちます。
余裕があれば、遊びや探究としての算数にもチャレンジします。
正確さやスピードが必要な場合は、家庭でのトレーニングをお願いすることもあります。

Q
英語が苦手でも大丈夫ですか?
A

はい。学校のペースではなく独自に進めますので、学校での苦手意識はあまり関係ありません。

Q
英語は話すより書くのですか?
A

はい。まずは「読み書き」の力を重視します。話すことは大きくなってからでも十分伸びます。
語学を会話から入るのは、ネイティブのように十分に言語に触れ合う時間があればとても有効なのですが、学校の時間だけでは全く足りません。そのため、従来の読み書きの基礎から入るスタイルを取っています。

Q
他のクラス(DiscoveryやCuriosity)と併用できますか?
A

はい、もちろん可能です。
学習クラスと1stラボ(探究クラス)は、お互いを補い合う関係にあります。
※月会費は家族で共通です。


知っておいていただきたいルール

 こども技研では「基礎を大切にする」ことと同じくらい、「環境づくり」を大切にしています。
 そのために各種ルールとマナーを設けています。
 詳しくは「ルールとマナー」をご覧ください。


💰 料金と時間割

 Galileo は、第1〜3週の月曜日開講のクラスです。

👉 料金と時間割の詳細はこちらからご覧ください



参考資料

 学習系の代表的な教室で算数と英語を学ぶ際の比較を掲載しています。
 どこが優れているかではなく、お子さまのタイプや目的に応じて合う形を見つけるための参考資料としてご覧ください。^^

項目Galileo学研公文
月謝¥10,000
(月謝8,000+月会費2,000)
¥14,520〜¥14,300(2教科)
教科数数・英+α(科学)数・国+英
(数国必須に英を追加)
数+英
科学あり
形式少人数ゼミプリント進行プリント進行
回数/月3回8回8回
時間/回75分こどもによるこどもによる
総時間/月225分こどもによるこどもによる
対話型
探究的内容
小学校と中学校のあいだにある“英語のギャップ”

 小学校の英語は「聞く・話す」が中心で、楽しくふれる活動の教科です。
 ですが中学校の英語は「読む・書く・文法」で、「楽しく」から「理解する受験科目」へと突然切り替わるのです。

 例えば、小野市で採用されている、中学1年の英語の教科書「NEW CROWN」では、冒頭のスターターで、

 “What subject do you like?”
 “I like English. How about you?”

 といった文が出てきます。
 中学校に入って最初の英語の授業がこれでは、驚いてしまうのも無理はありません。

 小学校では、会話中心で文法にあまりふれない「楽しむ授業」だったのが、中学校に入ると小学校で習ったことは「すべて理解している前提」で、いきなりスタートします。

 昔の英語の最初の文は “This is a pen.” でした。
 昔と今では、中学生の英語のスタートの難易度がまったく違うのです。

 Messengerでは、このギャップをふまえ、小学生のうちから「英語の単語を知り、読み、書く」ための土台を、理系の活動を交えながら、無理なく重ねていきます。
 こども技研では、「英語が得意な子を伸ばす」よりも「英語に戸惑う子供の橋渡し」をしたいと思っています。


コラム:英語より大切なこと

 Galileo英語も学ぶ教室ですが、こども技研では、小学生にとって最も大切なのは「日本語の力」だと考えています。

 ほんの少しだけ、何かを英語で考えてみてください。
 ふだん通りに、頭の中で思考が流れますか?
 難しかったのではないでしょうか。

 このことからわかるように、言葉は、伝えるための道具なだけではなく、考えるための道具でもあるのです。
 だから、これから世界を広げていく子供の頃は、まず日本語を大切にしてほしい、とこども技研は考えます。

 理系の大学生になると、英語の論文を読むのが普通になりますが、それも「日本語の論理的な長文をきちんと理解できる能力」があってこそになります。

 そのため、入所審査では「日本語の理解度」も確認しています。

 私の周りのネイティブばりに英語を話す友人たちを見ていてもわかります。
 国語が苦手なら先に読書などで国語力をつけてください。英語はもう少し後からでも大丈夫です。
 まず、小中学生の間に「言葉と数字という大切な道具をつかいこなせるように」とこども技研では考えています。

こども技研の理想の形

 こども技研は、「学びの楽しさと、一人で学ぶ方法を知るための場所」として作りました。
 だから、こども技研としての理想の形は「楽しさと学び方を習得して、こども技研を卒業する」ことです。

 「どっちもわかったけど、ここにいると楽しいから続けたい」
 そう思ってくれるようになれたらうれしいです。