Endeavour – エンデバー

中学生のための数学理科学教室

中学生の数学塾

 数学は「解き方を暗記するもの」ではなく、「考えるための道具」です。
 Endeavour では、公式の意味や仕組みから理解し、自分の言葉で「なぜそうなるのか?」を説明できる力を育てていきます。


本当の実力を、自分で培ってもらいたい

 将来、理系をめざすこどものためのこども技研にとって、受験は通過点です。
 それよりも、大学、社会人等の大人になったときに、本当に役に立つ能力の芽を、中学生時代に育ててもらいたいと考えています。

現場の大学の話

 現在は子供の数が減った一方、大学進学率がとても高くなりました。
 その結果、大学によって学力格差が著しく大きくなっています。

 中には高校の数学や英語を復習する大学もあります。
 ですがその一方、一定レベル以上の大学では、「すでに必要なレベルまで習得しているもの」として、講義や研究は進みます。

 「習ってない」「わからない」と言い訳できるのは、高校生までです。
 すでに答えのある問題を解く能力は、受験以降はほとんど役に立ちません。


■ こんな子におすすめです

  • 計算より、「どうしてそうなるのか?」を考える方が好き
  • パターンや法則を見つけるとワクワクしてしまう
  • 自分なりの解き方を見つけたくなる
  • 答えだけじゃなく、「そこにたどり着くまで」が気になる
  • 図やグラフを見ると、情報のつながりが気になってくる
  • 難しい問題ほど、「ちょっと考えてみたい」と思う
  • 実験や観察で出た結果を「どう読み解くか」に夢中になる
  • 「伝える」ことにも興味があって、人に説明したくなる
  • “わかったつもり”を、そのままにしておきたくない

 どれかに心あたりがあれば、Endeavour の時間はきっとおもしろくなると思います。^^


■ 教室名の由来

 Endeavour(エンデバー)は、アメリカのスペースシャトルの名前です。
 スペースシャトル Endeavour は、宇宙望遠鏡の修理や通信衛星の回収、国際宇宙ステーションの建設支援など、成功の保証がない困難な任務に挑み続けました。

 その姿には、こども技研が大切にしたい「失敗を恐れず挑戦する」と言う心がありました。

 “Endeavour”という言葉には、「努力」「挑戦」「試み」といった意味があります。

 遠くを見据えて、そこへ到達するための努力を続ける。

 そんな挑戦の連続こそが、本当の学びにつながると、こども技研では考えています。
 「Endeavour」と言う名前には、こんな思いが込められています。

スペースシャトル エンデバー 出典 NASA

■ 対象

  • 中学生を対象とした、理系志向のこどもたちのための少人数制教室です。
  • こども技研のファーストラボの卒業生優先です。
  • 新規入塾の方は、入所審査・学力審査があります。

■ 総合方針

  • 理系のことが好きなこどもたちが将来に必要になる「理系の基礎体力」を育みます。
  • 目の前のテストの点を追いかけるための塾ではありません。
  • 「実力テスト」で問われるような、本質的な力を重視しています。

■ 教室のスタイル

 Endeavour は、数学の塾と科学教室を融合した、理系教科が好きな中学生向けの数学教室です。
 教室は3学年混成で、学習内容はひとりひとり異なります。
 上級生が下級生の学びを支える場面もあります。

※「教えることができるようになる」ことはEndeavourで育てたい力のひとつです。──教えることは、自分の理解の確認です。しかも相手の理解を推測しなければならない、とても難しいことなのです。社会に出たら必ず役に立ちます。

 授業内容は、「数学」と「科学」の2本立てです。
 数学の時間は、理解を重視する個別スタイルです。

 科学の時間では「TeamUpMeetig」として同じテーマに取り組み、知る・考える・話すという体験を重ねます。
 数学は科学の真理を知るために生まれた側面があります。

 だから科学の時間にも、自然に数学が登場します。
 数学を机上の学問ではなく、身近なものとして感じて欲しいのです。


■ 教科・教材

 Endeavour では「数学・科学・技術・工学」の4分野を対象に、それぞれに目的と方針をもって取り組みます。
 多数の副教材を使用しますが、教材費は不要です。

 ● 数学

  • 教材: 学校の教科書、Focus Gold Junior、各種問題集
  • スタイル: テキストを使った個別学習スタイル


● 科学・技術・工学

  • 教材: Newton / ナショナルジオグラフィックなど
  • スタイル: ゼミスタイル、探究スタイル

■ 定員・環境

  • 定員:基本 3〜4名(max 6名)※対象は中学7〜9年生です
  • 開講日:第1〜3週の火曜または木曜の18:30〜20:00(18:00から入室可)、第4週は予備
  • 1回90min × 月4回+α(上記開講日から4回を選択)
  • 機材:ラボ内のすべての機材を、必要に応じて使用できます
  • 学習環境や運営状況に応じて、定員や体制を見直す場合があります

■ 料金・スケジュール

 毎月の総額は、ラボ利用料+月会費の合計です。

 ラボ利用料 14,000円 + 月会費 2,000円 = 合計 16,000円(税込)

✅ 教材費不要(こども技研がすべて負担)
✅ 定期テスト対策も追加料金なし
✅ ご家族がすでに会員の場合、初期費用・月会費は不要

【ラボ利用料】

  • 月額:ラボ利用料 14,000円 (税込)  
  • 授業: 90分 x 月4回 +α
  • 内容:数学+科学/個別対応+Team-up Meeting

【その他費用】

  • 初期費用:10,000円(初回のみ、家族単位)
  • 月会費:2,000円(毎月、家族単位)

  ※ 会員制度の詳細はこちら → こども技研の会員について


■ 参加についてのご案内

  • 参加には審査(面談・学力)があります(ファーストラボ卒業生は免除)
  • 欠席時の振替授業は開講日内で可能です。原則として翌月以降への繰越や補講はありません
  • 一貫した学びの流れを大切にしているため、継続的な参加を推奨しています
  • 長期欠席や学校行事など、やむを得ない事情がある場合は個別にご相談ください