水面の獲物を狙うトビ

  三木市の三木山森林公園の音楽ホールの前にそんなに大きくはないのですが池があります。
  我が子の発表会の休憩時間中に、池の周りを散歩しているとトビ(私風に言うとトンビ。関西だとそう言う地域ありますよね。^^; )が舞っていました。

 丁度、発表会用に望遠レンズをつけていたので、普段はあまり狙わない飛んでいる鳥の練習に撮影し始めました。
 画像はRAWからストレート現像、ノートリミングです。

空中のトビ

 羽の先の少し根元側、白いマークがトビ(トンビ)の証。ちょっとかっこいいです。

水面を狙うトビ

 私はトビ(トンビ)の食事は屍肉を漁っているのを見るのがほとんどでした。
 ですが、ここのトビ(トンビ。もういい?笑)は水面を見ています。ミサゴのように水の中の獲物を狙うのでしょうか?

 と思ったら!!

水面へ突入

 水面へザザーッと突入。
 あきません、ヘタレなことに予測が遅く間に合いませんでした。
 HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR REのAFの速さのおかげで、ここだけは撮れました。フレームアウトで少しピンボケですが。(>_<)

 少しレンズの話です。
 このレンズはAF爆速で最大撮影倍率も高く、450mm相当としてはとっても軽くて小さく画像もシャープ。それに防滴なので花や昆虫の撮影で重宝しています。ニコンにもキャノンにもこんなネイチャー向きのレンズはありません。それにお手軽な価格。ペンタックスユーザーの方は買って絶対損はしません。PENTAX存続のために宣伝です!!^^;

 話を戻して・・・

 水面を滑ったトビは、その後悠々と飛んでいました。
 だけど狩りは空振りだったようです。残念。心なしか気落ちしている気も・・・

中央のAFポイントが一番正確です

 ですがこの子の名誉のためにかっこいいところを。

周辺AFポイントも結構大丈夫です

 のんびり飛んでいるイメージの強いトビですが、荒ぶっているときはやはり猛禽類です。
 きつい目つきがイカつくカッコいいです。

 この後そのままどこかへ飛んでいきました。
 少し哀愁を感じる後ろ姿・・・

 こうして写真で見ると、尾羽も主翼も痛々しいです。
 自然界の食物連鎖の中で上位にいるトビですら、生きることは甘くないのでしょう。

 写真を振り返ると、今まであまりトビを撮っていないことに気がつきました。
 いつもそこらにいる鳥なのでかなり見慣れているのですが、いろんな仕草をすることにもこの数分で気がつきました。

 私の機材では難しいことも多い(いやそんなことはない)のですが、もう少し気にかけて大きな鳥も撮ってみます。
 この数分の出会いに感謝。