野生のオキザリス トリアングラリス

 近頃ちらほら見かけるようになった大きな三角の三つ葉。
 これです。

大きな三角の葉

 なにかなと思って調べてみると、オキザリスの仲間トリアングラスというものでした。
 書き方はトライアングラリスというものもありましたが読み方の違いだけでしょう。

 オキザリス?なんだか聞き覚えがあると思ったらカタバミの英名でした。トリアングラスはカタバミの仲間なのでした。三つ葉の時点でピンとくるべきでした。^^;

 そう思ってみるとでっかいカタバミです。
 理由の一つ目は、葉っぱが開いたり閉じたりするからです。途中ですけどこんな感じで。

いろいろまざってるオキザリスの葉の開閉

 それからもうひとつ。
 かなり根性あります。周りからの圧力にも負けずご覧の通り。
 カタバミは、カタバミと検索すると「駆除」と追加キーワードをアドバイスされるほど、繁殖力が強いのです。

まるで植物どうしの陣取りです

 トリアングラスは園芸種として流通しているようです。ここのものたちも近くの住宅の庭から来たのでしょう。
 園芸種らしく、葉も可愛いですが花も愛らしいのです。

つるの中でもたくましく咲きます

 もう少しアップで。

トリアングラリスの花

 ああ、この花、カタバミですね。笑
 いつもの見慣れたカタバミよりふわっとしたやさしい感じです。園芸種になるわけです。

 だけどたくましさは園芸種といった程度ではなく・・・囲まれても負けません。

 がっつりくる同調圧力にも負けず、花を咲き誇ります。

 ここは住宅地の横、山林との境目です。
 だから年に数回は、草刈りですっかりきれいになります。
 そこから各植物たちの生存競争が始まります。早く大きくならないと負け。シビアです。

 トリアングラリスの強さが、ちょっとうらやましいこの日でした。

 さあ頑張って仕事しよう。笑