人類にとってはとても小さな発見ですが、私にとってはそこそこ大きな発見でした。
それは前回の投稿を書き終えた後のことです。
オオイヌノフグリのカテゴリページに記載する引用をwikipediaからもってこようとしたとき、オオイヌノフグリのネーミングについて読むと、
和名はイヌノフグリに似てそれより大きいために付けられた。フグリとは陰嚢のことで、イヌノフグリの果実の形が雄犬の陰嚢に似ていることからこの名前が付いた。オオイヌノフグリの果実はハート型で、フグリに似てはいない。
Wikipedia
イヌノフグリの果実の形が雄犬の陰嚢に似ていることからこの名前が付いた。オオイヌノフグリの果実はハート型で、フグリに似てはいない。
wikipedia
大切なことなので2回引用しました。
これまで私は、オオイヌノフグリの名前は「実がワンコの○○に似ているからこのような名前になった(しかも大きなやつ)」からの由来と思っていました。
しかし事実は上記のようなものでした。
これはオオイヌノフグリの果実を見たことがないのが原因です。耳学問に頼ることの恐ろしさをあらためて噛み締めました。
話を戻して・・・ということは、このネーミングをたどると、
ワンコの○○
↓
イヌノフグリの果実
↓
イヌノフグリの花
↓
オオイヌノフグリの花
↓
オオイヌノフグリの名前
となります。
なんという、とばっちり。
オオイヌノフグリ、調べてみると学名は「Veronica persica」。可憐な名前です。
明日からはオオイヌノフグリを見かけたら、ちょっとだけ「ヴェロニカ」と思い浮かべることにします。
この花にはVeronica persica のほうがふさわしい。
だけど子供に覚えてもらうのには、オオイヌノフグリがいいかな?
追記 ネーミング解決編を書きました。
1 件のコメントが “オオイヌノフグリに関する小さな発見” にあります。
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