自分の撮った写真に物足りなさを感じることがありませんか?
カメラマンの私ですが、正直言ってしょっちゅうあります。
そこで、
「自分で撮った!」
っていう感覚を、みなさまに感じて欲しくて、ちょっと古めの、私が長いこと使っていた機種の一眼レフを導入しました。
私が業務で使っているミラーレス一眼は、こども技研で研究員のみなさんも使っていただけるのですが、私はどうも「ミラーレスで写真を撮ると楽しくない!」のです。
なぜだか理由はわかっています。
大きく2つです。
- ミラーレス一眼のファインダーで被写体を見ても、それは「モニターで画像を見ている」のであって「被写体そのものを見ている」のではないから。
- ほとんどカメラが自動でしてくれて、あまり人が介入しなくてもいいから。(言い換えると、カメラが撮ってくれる!)
どちらも便利になったことの証明で、写真の歩留まりは確かに上がるので、仕事ではもう外すことができないのです。
だけど、求められる結果以外の視点でみると「撮ったどー!」という感覚が弱いのです。「カメラが撮ってくれたどー!」って感じです。
アサインメントの際は結果が全てなのでミラーレスを使いますが、やっぱり少しモヤモヤしています。
そこで!
この「自分で撮った写真!」という嬉しさを、研究員のみなさまにも感じていただきたくて、従来の一眼レフを購入しました。(私も思い出したくて。笑)
購入したカメラはPENTAXのK-5です。

私はアサインメントでは通常ニコン、指定があるときはCanonのカメラを使っていましたが、ライフワークのネイチャーフォトはほとんどペンタックスで撮っていました。(過去形なのは、こども技研の創業にかかる費用の捻出で売ってしまったから😢)
(昔の)ペンタックスの一眼レフのいいところは、撮る人を選ぶところ。笑
オートフォーカスは遅いし精度もあまり良くない。
連写はできない。
レンズもあまり種類がない。
だけど、防塵防滴や静かなシャッター音は、自然の中で一体感を持って佇むことができます。(「バシャバシャ」いうシャッターは、自然の中だと「自分は邪魔者」という感覚を持たされるのです。私にはとても大切。ミラーレスもこの条件は満たしてます)
それに何よりも、ペンタックスの、すべてを手動で操作する時の快適さです。
自分で全部操作したいなら、PENTAXはNikon、CANONとのハンディをあまり感じなくて済み、コンパクトさや静かさのメリットがでてきます。
初心者の方にこそ、
『自分で操作する、操作しやすいカメラ』
だけど、
『自分で操作したことしかやってくれない、シンプルなカメラ』
で撮ってみてほしいのです。
そのカメラで撮った写真は、自分でしか撮れない写真です。
気に入った写真が撮れた瞬間、“わたしが撮った!”っていう喜びが込み上げてきますから。(*^^*)
このカメラは、ミッション時や写真部で自由に使っていただくことができます。(こども技研では、消耗品代を頂くことはあっても、こども技研内で使う分には数十万円する機材でも使用料を別途いただくことはありません。大事に使ってくださいね)
- 一眼レフってどんな感じなの?
- スマホとどれくらい違うの?
- 触ってみたいなあ、撮ってみたいなあ
という方はお気軽に。
あともう一台増やして、レンズも揃えていきます。
写真を撮る楽しさ、見る楽しさ、飾る楽しさ、それにカメラを触る楽しさも共有したいこども技研です。
「私が撮ったー!!」
この「写真を撮る楽しさ」をぜひ感じにきてください!
ちょっと練習は必要ですが、きっと楽しさが上回りますから!! ^ ^


と、ここまで書いておいてなんですが、
まだ大人の研究員さんは誰もいません。
あんなことしたい!
こんなことしたい!
と、機材ばかりが増えていく毎日です。笑